催眠療法
催眠療法
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女性 学生 21歳 A型 福島県
2回目行ったとき、すごく嫌で、なんだか分からないけど、すごくその場にいたくなくて、話したくなくて、話を聞きたくなくて逃げだしたくなった。
だから、それきり。
「あなたは、プライドが高くて、高校に入って周りが頭がいい人たちばかりで気に入らなかったのでしょう。顔を見ただけであなたが今どう思っているのか私には分かります。」
こんな感じで言われて気に入らなかったのかも。過食ができなくなるのが嫌だったのかもしれない。
女性 会社員 37歳 茨城県
もう約10年前になるけど、催眠療法を受けてました。
場所は東京の田端で、テレビにも出ている先生のとこでした。
摂食障害になって3〜4年たち、気をまぎらわせる為に行っていたパチンコにも依存してしまい、借金が借金を生み、それでも大量に食べることも吐く事もやめられずどうしようもない毎日のときに、たまたま催眠術でタレント達が、嫌いな食べ物を平気で食べたり、食欲をストップしていたり、私からしたらまさに、自分ではどうにも出来なかった欲求を簡単にコントロール出来てる状態に見えたんです。
もうコレだ！と思い飛び付く勢いで電話をし予約をして、実際に通い始めました。
もうこれで過食嘔吐から解放されるんだ！と期待をし、高い治療費と東京へ毎週通う交通費もまた金融業者から借金をして工面して行きました。
そこの先生から、「催眠は魔法じゃないし、まして心の病気は時間をかけてやるからすぐには止まらないよ。でも、何人も摂食障害やリストカットの子が治っているから大丈夫だよ」と言われ、とにかく治るまでやってみようと決心し通い続けたんです。
でも残念ながら私の場合、ほとんどは変化がありませんでした。
催眠にも掛りにくく、何をやっても感情も吐き出せず…。
その時点でも先生から、「きっと小さな心のキズが相当大きくなって深くなってしまってるんだね」と言われました。
そして、催眠だけじゃなく、食事日記や食べ吐きの記録を付けたり食べ吐きの回数を制限したりと、併用して行動の報告もしながらの治療をしてもらったんです。
だけども逆に憂鬱になったり心を閉ざしがちになったりで効果が無く、先生から「本気で治す気が無いんじゃないか」
と言われたりで、私って何やってもダメなんだなと〜、更に状態が下がり、先の見えない不安でいっぱいになってしまいました。
そして借金でお金をまわしていたから増える一方でどうにも出来ず、治療に通えなくなってしまったので、途中でやめてしまいました。
たしかに同じ時期に通っていた鬱やパニック障害の方が、「催眠療法やって安定してきたから楽になってきたよ」なんて話してくれてたので、良いとか悪いとかわからないけど、こんな体験がありました。
女性 主婦 41歳 B型
海外
催眠療法は、欧米では日本以上に普及していて催眠療法学会や各国の臨床催眠療法協会等がある程です。
私は、最初、”催眠”という言葉に抵抗があり、操られるのでは？という不安からわざわざ帰国して数少ない日本人の療法士にかかりました。
基本的には、過去の辛い思い出等を無理に思い出す必要は無く、只、本来、人間の脳が持っている「正常に食べる」という行為情報を引き出し、催眠によって今の体にその情報を定着させるというものです。
過食嘔吐等の摂食障害からパニック障害、対人恐怖症、不眠症、等‥人によっては、初回の施術からてきめんに効果が現れ比較的短期間に完治するという説明でした。
私の場合は、初回から効果が現れるということは無く、それでも、数回通いました。
海外の為定期的に通えない私には、先生のアドバイスにより、催眠誘導の内容をＣＤに録音してもらい、自分でも毎日、朝の起きたてや夜眠りに着く直前の催眠状態に入りやすい時間にＣＤを聞きながら、まだ正常に食べていた頃の情景を思い出したりしつつ自己催眠訓練を続けました。
結果は、催眠療法を受けた当日も、自己催眠の訓練をしている期間も、まさにその時は、今日こそ過食嘔吐が止まる最初の日になりそうと思いながらも、一日の終わりには、過食嘔吐後の震えが来たヘトヘトの体でベットになだれ込む状態でした。
催眠療法は、療法士の技術も勿論ですが、患者本人の催眠にかかり易い性質かどうかでも結果に違いが出るというものだそうです。
この時は、私の脳は、「正常に食べるという行為」情報を定着させ難いタイプだろうという結論を自分に納得させるだけでした。
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